「個全システム」を一から学び直さなければ

「いいな」と思われたら押してください。

　 過去に縛られないで自分は新しい発想ができるという自信は打ち破られ、自分では考え出せない、生み出せないと組革研で思い知らされました。
　 職場の自分をふり返ってみても、新たなことに踏み出せていなかったことに気づきました。 経験に基づく対応をくり返していただけ、ただ作業をこなしていたとわかって愕然としました。
　 しかし組革研の５日間は、考えて考えて考え抜いたことは確かです。 この思いを職場で何とか生かしていきたいと思いました。
　 弊社ですすめている業務改革の方針に沿って、私が所属する運用グループでも業務創造のワーキンググループを結成し、取り組んでいく課題を決めています。 ところがこれまでの会議では、議論が浅い、結論が出ない、決まっても取りあえずの結論にしかならないと感じていました。
　 組革研から戻った私は、 「次回の会議を個全システムでやってみたい」と上司に申し出、了承してもらいました。
　 当日出席したのは現場や支社の人たち約２０人です。 私は、「このグループに求められていることは何か」というテーマを彼らに出し、個で紙に書いてもらうことから始めました。
　 最初の頃はこれまでになく活発に話していると感じました。 しかし結局うまくいきませんでした。 「システム化する」という以前から話されていた結論に落ち着いてしまったのです。 組革研の時のように、ぶつかり合った末に発想が拡がったものにはなりませんでした。
　 私の会議のすすめかたに問題があったと思うのですが、まだ理由がよくわかってはいません。 私も一度の失敗で退き下がりたくありません。 「個全システム」について一から学び直さなければいけないと思っています。