組革研で何度もうかがった 「指示待ち」 「三逆リーダー」等の数々。 とくに「あっ!」と感じさせられたのは 「対象」という概念でした。 もちろん知らない言葉ではなかったものの、社会人として目を覚まされた思いでした。
まずは実行。 「自分ばなれ」と書いた紙をパウチして、パソコンの画面に貼り付けました。 これで勤務中に何度も目に付く環境になりました。
またメンバーへの無用な口出しを止めました。 しかしこれはまだまだ、可能な限りに止まっていると自分でも感じています。
さらに 「手抜き防止」を宣言しました。 これまでも製造の不具合に対しては、 「なぜなぜ分析」という取組みで問題に対処してきました。 しかし、はじめから全体で調査し議論するというこのやりかたは、例えば目上の人が結論づけてしまうと若手が言い出しにくい状況を生んでいたのです。
これは不十分だったと痛感した私は、まず 「個」で徹底的に考え抜き、その後チーム、全体で討議を重ね、職場全員で原因に迫っていくようにしようと提案しました。 やりかたを変えることには抵抗されるという私の予想に反して、メンバーは誰一人文句を言わず実行に移すことになりました。 早ければ年明けから始まる予定です。
その他にも、担当者が原因調査を続けていても明確な結論に至らずにすっきりしない状況が続いている問題がいくつかありました。 これについては他部門の組革研OBの先輩に相談し、部門を超えた横組織化を展開して、改めて現状把握から取り組んでいく計画が決まりました。
ようやくスタートラインに立てたという思いです。 今後は 「対象は何か」から逸れずに事実を深掘りしていけば、必ず問題の真因を発見できると思っています。 その実現に向かって 「手抜きを許さない」を意識していきます。
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どうぞ宜しくお願い致します。
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