参加リポート/現場から

間に合わせるのは彼ら自身

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木村誠司  東芝機械 ナノ加工システム製造部 参事  〔第504回/2017年6月会期参加〕  NO.1445

1445kimuraHP.jpg  約1年まえ組革研から戻り、 「個全システム」で会議を始めました。 決まったことを「明日から始める」と言うメンバーに驚かされました。 それまで先延ばしにしてきた彼ら、自分で決めるとこうも変わるのかと。
  しかし先延ばしと同じく、控えめな人、モチベーションが低い人もいると感じていました。 指示が無いから動けないと言われたこともあります。
  この状況を変えるには、覚悟を決めて彼らと対峙するしかないと決意しました。 仕事の納期だけ伝え、さらにその評価基準は後工程やお客様にとってどうかだけと言い、今後私は手伝わないと彼らに宣言しました。
  それでもすぐには変わりません。 残業するかしないかは進捗状況から彼ら自身で決めますが、自ら残業しないと決めたにもかかわらず、納期間近に「間に合いそうにない」と言ってきました。
  そんな時、これまで私は当りまえのように手伝っていました。 遅れては大変だから。 でもそれは、本当の危機感を彼らに感じさせないことでした。 止めました。 間に合わせるのは彼ら自身、最後までこれを貫き通しました。
  最近では、以前に比べて彼らが自主的に動くことが増えてきたと感じています。 出張で私がいなくても自ら問題解決しながらすすめています。
  でもそれは、いつも続いているものではありません。 一時期よくなったと感じても、気づくと元に戻っている。 指示されないことはやらない、言われるまで動かない、いまだにそんな光景を目にすることがあります。 私の役割はそのような彼らをよく見て、やらなくてはいけないと思わせる状況に彼らの目を向けさせることだと思っています。
  私自身も愚痴を言い、楽なほうにいきたいと思うことがあります。 しかし仕事では懸命にならなくてはいけない。 彼らも同じだと思うからこそ、リーダーとしての役目の重さを痛感し、もっと迫らなくてはと思っています。

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