変えてみて、新たな課題が見つかった

「いいな」と思われたら押してください。

　 組革研は部下としての体験でした。
　 Ｓ－２０を通じて 「対象」の大切さを学びましたが、私が最も大事だと感じたのは、自分の問題として課題に取り組み、やり抜くことでした。
　 その結果が達成感や悔しい思いに直結することも、実体験としてわかりました。
　 改めてその体験を上司という立場でふり返ったとき、自分の部下への接しかたに疑問を持つようになりました。 これまで部下たちの状況をちゃんと掴もうとしていたか、任せっぱなしだったのではないか、と感じるようになったのです。
　 職場に戻った私は、職場や部下の状況を知るために、自部門内の会議においても課題解決につながるような活発な議論ができる場に変えていこうと思いました。
　 試みにこれまでの報告形式の会議を、個全システムのような個人の意見を引き出して、協議するようにし始めました。
　 変えてみて、新たな課題が見つかりました。
　 どのようにしたら出席者全員が活発に議論する場になるか、相対する意見をどのように収斂させていけるのか、どのような議題が今の職場の課題として的を射ているか、などです。
　 それらの新たに生まれた課題を考えるようになったことによって、結果的に私自身も、以前より問題意識を持って日々の業務に取り組むようになってきました。
　 これからもやりかたの決まっていない新たな課題が生まれてくるときは、今回の研修で学んだことをどのように応用できるかを考えながら取り組んでいきたいと思っています。