参加リポート/現場から

自分への挑戦

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河合孝史  日本貨物鉄道 開発部 開発グループ サブリーダー  〔第506回/2017年9月会期参加〕  NO.1363

  正直、組革研には行きたくありませんでした。 まるまる一週間も職場を離れ、その間に溜まる仕事の量を考えると非常に憂鬱な気持ちにしかなりませんでした。
  しかし、組革研ではチームメンバーに恵まれたこともあり、今では参加して本当に良かったなと思えます。 チームメンバーとは今でもときどき会ってお互いの状況を話したり、Lineで情報交換を行ったりしています。 これは、本当にかけがえのない私の財産です。
  組革研の5日間で最も心に残っているのは 「人を人として」扱うこと。 それが新入社員であったとしても同様であるとお聞きしたキャンパスリーダーの言葉は、今も胸に残っています。
  職場での私の業務は、本業の鉄道貨物輸送に係る事業ではなく、分譲マンション販売や物流施設等の建物貸付など不動産に係る新規開発を担当しています。 担当エリアは広く、本業のことも理解している必要があるため、新入社員が、鉄道の現場を経験せずに我われの部署に配属されることは、ほとんどありませんでした。 しかし昨年より、新入社員が、新入社員研修後すぐに配属されることとなり、内1名が私のグループに配属されました。
  自社のことをまだ良くわかっていない新入社員に、どのように仕事を教えていくべきなのか思い悩んでいた時に、この組革研への参加。 気持ちを新たに、できる限り本人に任せようとしましたが、やはりどこかで指示してしまう自分がいました。 そこに、超勤問題や36協定、働き方改革など物事をやりきらせづらい環境もあります。
  今年も新入社員が研修後直接、我われの部署に配属されます。 昨年の反省も踏まえ、どこまで本人に任せることができるのか。 自分への挑戦が、これから始まります。

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どうぞ宜しくお願い致します。

脱・「三逆リーダー」
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