参加リポート/現場から

理解が深まってきても「口を挟まない」

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小泉 陽  マツダ 衝突性能開発部 グループマネージャー  〔第505回/2017年7月会期「リーダー参加」〕  NO.1282

1282koizumiHP.jpg  「だらだら長くて言いたいことがわかりにくい」と
「リーダー参加」で指摘されました。 単純なことをなぜそんなに難しく言おうとするのか、とも。
  しかしその後、自分でもすすめかたがわからなくなり、メンバーに何も言えなくなってしまいました。 でもその時のほうが、むしろメンバーは自分で考えて動いているように見えたのです。
  この時の体験をふり返って職場の場面がいくつか浮かび、自分の体質が見えてきました。 それは、知っていることには余計な口を挟むこと。
  以前にいた職場では、現象の分析のしかたやすすめかたを私が指示してメンバーにやらせていました。 メンバーも懸命に取り組んでいましたが、それでも納期遅れが起きていました。 私はというと、遅れを取り戻すためにどう指示すべきかのみ考え、どこが滞っているか、なぜそんな状況が起きているかにまったく視点が向いていなかったのです。
  その後現在の職場に移り、まったく新しい領域の性能課題に挑戦しています。 しかし専門的な内容がわからず現場に介入できないことが、逆に私にとっては強みになりました。
  口を挟もうにも指示ができない。 その代わりに業務の進捗状況や一人ひとりの状態に目がいくようになり、現場の状況が掴めるようになってきたのです。 と言っても不完全、以前と比べればという程度ですが。
  先日、開発上の問題が起きた時も、私も現場で一緒にというのが今まででしたが、メンバーは何に取り組みどこに目標をおいているかを注視し、彼らがしっかりやり切ろうとしているかを見極めることを意識できました。
  ただそれは自分が実務をわからなかったから。 業務の理解が深まってきても、 「口を挟まない」をいつもやり通せなければいけないと思っています。

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