参加リポート/現場から

出てきた一つの芽を必ず大きく拡げていく

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栗原洋治  マツダ 車両開発推進部 副主査  〔第504回/2017年6月会期参加〕  NO.1195

1195kuriharaHP.jpg  「人を道具として」 「指示待ち」 「ロボット症」。 組革研でこれらの言葉を聞かされるたびに頭を殴られたような衝撃を感じました。
  職場で私に求められている役割は効率よく、期待されている成果を出すことだと信じ、自分が思い描くアウトプットを部下に示してそのとおりに完成させることが良い仕事だと考えてきました。 しかしそれは部下を管理すること、彼らが力を出す邪魔をすることだと完全否定されたのです。
  職場で私は新商品開発を担当しています。 改めて考えてみると、創造的な仕事の成果は予めわかるものではないし、しかも一つとは限りません。 こんな当りまえのことに気づかず、自分の考えが一番だと思っていた私はなんて傲慢だったのか、 「自分は神様」で、またも頭を殴られました。
  職場に戻った初日、部下に対する姿勢や私の役割など、これから変えていくと決めた内容をさっそく書き出しました。 さらに部下の一人を担当ではなく責任者としてある業務を任せました。 私への報告は求めましたが、指示や先回りした世話焼きはいっさい止めると、心に誓いました。
  任された業務に取り組みはじめた彼の姿はこれまで以上に真剣です。 そして2か月が経ったある日、 「これをやってみようと思うがどうでしょうか?」と提案されました。 内容を聞くと、私がそれまで気づかなかった重要な案件が盛り込まれています。
  彼の考えを聞いた途端、それまでの彼の頑張りや悩み、それでもくじけず考えつづけた過程が目に浮かんできました。 自分で考えた時以上にうれしく感じられました。 正直言って驚きました。 もちろん提案はOKです。
  過去の自分のやりかたを変えると決意してまだ始まったばかりですが、一つの芽が出たことを実感しました。 これを必ず大きく拡げていきます。

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