参加リポート/現場から

事実が書き出されるまで、徹底的にやらせた

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清角 肇  マツダ 装備開発部 部長  〔第503回/2017年5月会期参加〕  NO.1163

  システム開発では、起こる現象は違うものの根っ子は類似していると思われる不具合があります。 それらを貫く不具合の仕組みを究明しなければ効率化はありえません。 しかし実際には目先の対応ばかりしている。 どうしたらここから脱け出せるか悩んでいました。
  その悩みが解消されないまま参加した組革研のミーティングは、まず個で紙に書き、書いた紙を 「一覧一望」したところから始まりました。
  とくに 「『S-20』の仕組みがどうなっているか」に取り組み、現場調査した後に貼り出したものは全て調べてきた事実がもとになり、自分勝手な推量や意見はすぐに剥がされていったのです。 ミーティングをすすめながら職場の状況が頭に浮かび、 「これだ!」と思いました。
  職場に戻った私は、さっそく若手と中堅エンジニアを対象にした教育プログラムの中で、部内で起きている問題を書き出すよう求めました。
  しかし結果は予想を下回りました。 出されたものは意見や感想ばかりで、事実が書けないのです。 何を書いたらよいかわからないという人さえいました。 これでは次の議論にすすめません。
  事実が書き出されるまで時間を延長し、徹底的にやらせました。 書けない部下とは何度も話し合いました。 そしてとうとう事実を書いたものが貼り出され、部内の問題が顕わになりました。
  その過程ですでに他の人が書いた問題も他人事ではありません。 共通した問題への気づきがあちこちから発言されていました。
  今後は、実際のさまざまな不具合の現象の真因に向かっていかなければいけません。 凡人が集まって天才になるとうかがった 「衆合天才」組織の実現を目指して、部下の力をぶつけ合わせていきたいと思っています。

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