参加リポート/現場から

彼らの前から消えようと、離れた場所で仕事を始めた

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髙橋良之  キリンビール 関東甲信越営業企画部 副部長  〔第503回/2017年5月会期「リーダー参加」〕  NO.1154

  「リーダー参加」で受け持ったチームは、全員がわが社からの参加メンバーです。 絶対に妥協しない、馴れ合わないと覚悟を決めて参加しました。
  ところが課題の目標を設定する時、やらされ感一杯のメンバーに向き合えず、低い数字にしてしまいました。 さらに翌日には、一人ひとりが全力を出して調べ切るはずの現場調査で、メンバーは二人がかりですすめていたのです。 この問題を彼らに突き付けられずに説教しかできなかった私は、その場でリーダーを解任されてしまいました。
  チームを離れ、しばらくしてから彼らの様子を見て驚きました。 何人もの動きがそれまでとは一変していたのです。
  自分が彼らの邪魔をしていたことがわかりました。 その瞬間、職場の様子が甦り、部下がみんな指示待ちだと感じ、言われたことしかやらないと思っていたのは、私自身の問題だったと気づきました。
  職場に戻った私は、指示や教えることを止め、メンバーがいつも 「対象」を意識してすすめているかに絞って迫っていくと決めました。
  それ以降、何かにつけて 「対象は何か、誰か」という言葉をくり返すようにしました。 そうしていくうちに、彼らから出される報告や意見が以前に比べてぶれなくなってきたように感じています。
  また、目のまえにいるから聞いてくる、私も口出ししてしまう。 ここから脱出するには彼らの前から消えることが一番だと思った私は、離れた場所で仕事をするようにしました。
  必然的にメンバーは自分でやらざるを得なくなり、今では営業現場から依頼された資料作成や他部署との調整は全て彼らが考えてすすめています。
  この変化を、部署を超え、統括本部全体に拡げていきたいと思っています。

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