参加リポート/現場から

見かたが元に戻らないよう、意識しつづけるしかない

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川上 勉  キリングループロジスティクス 九州支社 営業部 部長  〔第501回/2017年2月会期参加〕  NO.1112

  組革研で最も衝撃を受けたのは、人には必ず 「“生産的”欲求」があるという人間観でした。 刑務所での煉瓦運びを例にしたお話しでしたが、 「早く殺してくれ!」と囚人たちが叫ぶ言葉が胸に突き刺さりました。
  職場の自分を思わずふり返りました。 部下は意味を求めている、役に立ちたいんだと信じて、彼らに向き合っていただろうか。 必ずしもいつもそうだとは言いきれなかったことに、再びショックを受けました。
  それまでの私は、部下に任せきれず、細かく教え、指示していました。 彼らは真面目に取り組み、それなりの結果をいつも出してくれます。 ただしほとんどの場合、それ以上はありませんでした。 私自身が彼らに求めていなかったからです。 以上どころか目標未達でも許すこともありました。 自分にも部下にも、仕事にも甘かったことを思い知らされました。
  職場に戻った私は、営業の業務や会議などの組織運営の中で、部下の仕事にできるものは任せると決め、部下たちに伝えました。 その時心配になったのは進捗遅れや彼らの状態がわからなくなることです。 注意して見るように心掛けましたが、報告だけは徹底的に彼らに求めました。
  これまではほとんど途中でふり返ることなくすすめていた彼らが、目標数値に対して自分がどういう状態か、どの程度すすんでいるかを意識しはじめ、お互いのすすみ具合を話し合うようになってきました。 それに伴い、お客様のもとで聞いた話し、それぞれが困っていることを伝え合う場面も増えてきたのです。
  この先、思うようにいかない場面は当然予想されます。 それでも彼らの仕事としてやり切らせる。 そのためには、間違っていた以前の私の見かたが元に戻らないように、私自身が意識しつづけるしかないと思っています。

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