参加リポート/現場から

自信に溢れた表情が私の間違いを教えてくれている

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河野 学  日本通運 東京北支店 業務担当課長  〔第500回/2016年11月会期参加〕  NO.1105

1105kounoHP.jpg  昨年8月に課長になった私は、現場で起こる問題や部下が抱えている悩みも、これからは私が率先して解決していかなければいけないと意気込んでいました。
  部下が相談してくれば真剣に答えようとし、現場で起こっている問題も私自身で解決案を考えて、いかにも模範解答のように指示、提案していきました。 依頼した業務で部下が行き詰まっている姿を見ると、オーバーフローしているのだと判断してその一部を代行し、私が解決していました。
  それが自分の仕事だと信じていました。 それでも問題は後を絶ちません。 なぜそうなってしまうのか悩んでいた頃、組革研に参加しました。
  「教えることは発見する機会を本人から奪い取ってしまう」、「部下の指示待ちは上司によってつくられる」。組革研でうかがった言葉が強烈に胸に刺さりました。 これまで悩んでいた答えが見つかりました。
  職場に戻り、相談されるたび問題が起こるたびに、本人がどう思うかを問いかけるように変えました。 自分がわかっているつもりが一番怖い、それも組革研で学んだことの一つです。 過去の体験からこうだろうと答えが思い浮かぶ時も、当時とまったく同じ状況ではないはず。 先に言ってしまおうとする自分を抑え、我慢しました。
  最近、現場で質問すると、状況説明やこうしたらどうかという考えをメンバーが率先して言うようになってきました。 以前は進捗状況もしょっちゅう私から問い質していましたが、自分たちですすみ具合を確かめ合うようになり、その影響なのか残業時間も少なくなってきています。
  良かれと思って教え、彼らの仕事を私がしてしまっていたのは大きな間違いだと、自信に溢れている最近の彼らの表情が教えてくれています。

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