参加リポート/現場から

答えは必ず現場にあるはず

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小國昌宏  東レ・デュポン カプトン技術開発部 次長  〔第391回/2004年10月会期参加〕  NO.1069

  組革研に参加し、自分が狭い範囲、浅いところでしか物事を見ていなかったとわかりました。 全てを調べたつもりでしたがいくつも見落とし、その結果、下期 「S-20」ではゴールできませんでした。
  その気づきは、かつて職場で自らが失敗したことを思い起させました。 カプトンという名のポリイミドフィルムの製造を担当している私は、お客様から不具合を指摘されました。 しかし通常測定している物性を確認しても異常が見られず、お客様側の工程での問題だと判断し、ご指摘を自分のところで止めてしまったのです。 現場にも伝えませんでした。
  ところが実際には、通常は調べていない物性の一つが変化したことが原因で不具合に繋がっていたことが後からわかりました。 そこに至るまで時間がかかり、大量の不良品を発生させてしまいました。
  これまで 「対象」を調べ切らずにすすめていたことに気づき、今後は部下と一緒に取り組んでいこうと決意しました。 その時に後押しされたのが 「部下にはもっと人間力がある」という組革研の 「人間観」でした。 その考えかたを聞いた途端、部下に次つぎと指示していたことがとんでもない間違いだったと、またしても気づかされたのです。
  部下たちに 「対象」を明らかにすることを求め、しかも本人に考えさせることを意識して、具体策や案を私から切り出さないように努力しました。 少しずつですが、彼らが考えた案を耳にする数が増えてきました。 すると私からの口出しも少なくなる、それがくり返されてきています。
  製造工程はトラブルとの闘いです。 しかもすぐには明らかにできません。 しかし、答えは必ず現場にあるはず。 自分たちが徹底的に調べ、考えていけば必ず不具合の仕組みが見つかるはずだと思っています。

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