参加リポート/現場から

実際に現場でどうなっているかをくり返し調べた

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中村好男  三井造船環境エンジニアリング 技術部 担当部長  〔第426回/2008年6月会期「リーダー参加」〕  NO.1065

  大型クレームの処理という特命の課題を与えられました。
  そのクレームは、弊社が建設したプラントで使用している塗装が客先の施設に影響を与えているという内容で、最悪の場合、プラントの稼働を止めて大規模改修をする覚悟もしなければいけません。 その時には休業補償も生じてしまいます。
  連帯保証になっている弊社と下請けの3社で協議が始まりました。 しかしその直後、あるきっかけで3社の協力が得られるどころか、逆に協議を拒否される事態になってしまったのです。 彼らは係争も辞さない構えでした。 ちょうどその頃、この担当を前任から引き継ぎました。
  何度かの交渉の末、ようやく同じテーブルに付かせることができましたが、雰囲気は最悪です。 さらに塗装という自分がよくわからない分野、一から勉強しなければ彼らと話もできないと感じていました。
  一から学ばなければと思ったその時、ふと組革研の体験が頭をよぎりました。 「S-20」も初めて出会った仕事です。 それでもわからないことを挙げることから始め、何度も現場を調べながら、「対象」の仕組みを明らかにしていったのです。 覚悟が決まりました。
  その後は、塗料の仕組みについて机上で調べては、実際に現場でどうなっているかをくり返し調べました。 同時に、現場のオペレーターに工程や段取りを聞き、どうすれば稼働を止めずにすすめられるかを考えました。 そうして何度か組み立て直した工程と予算がついに承認されました。
  最悪だった業者間の関係も劇的に変化しました。 客先に迷惑をかけないでやり抜く、途中からは同じ思いを抱く仲間と感じることができ、ともに頑張りつづけた結果、ついにこの仕事をやり遂げることができました。

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