参加リポート/現場から

「対象」を明らかにすることから絶対にぶれてはいけない

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本開盛道  横浜ゴム 茨城工場 工場長  〔第406回/2006年6月会期参加〕  NO.1062

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  4年半の海外勤務を終えた私は、 「組革研/定期報告会」に久しぶりに出席しました。 そして始まって間もなく、頭を殴られたような衝撃を受けたのです。 それは何度も 「対象」という言葉が出てきたからでした。
  海外での取り組みでは、以前から起こっていた品質問題も解決し、いく度となくご指摘をいただいていたお客様からも品質最優秀賞をいただくことができました。 実践を肌で感じられているとも思っていました。
  しかし、それはけっきょく 「どう立ち回ろうか」という対応しか考えていなかったと気づいたのです。 何を海外でやってきたのか、組革研であれほど顧客と従業員が 「対象」だと思っていたのに。 気づくと、報告会に持っていったノートに自分を責める言葉を殴り書きしていました。
  当時、製造課を任されていた私は、顧客や製品、そして従業員がどうなっているかを強く意識してすすめていこうと改めて決意しました。 しかしその矢先、それまでの間違ったすすめかたが結果として現われてしまったのです。 工場内で災害が起き、大きなクレームとトラブルが3か月続いて発生してしまいました。 しばらくの間、その対応に追われました。
  しかしそんな中でも 「対象」に立ち戻っていくことは諦めませんでした。 切創災害が起きると人や刃物の動きにこだわり、起こった状況を細かく明らかにしていきました。 時には、決め事を守らない作業者を現場から外すなどの荒療治もしました。あえてラインを停めることもしました。
  そしてとうとう、16年度に災害ゼロを達成できました。
  「対象」を明らかにすることからリーダーは絶対にぶれてはいけないと、この体験で教えられました。 昨年秋から工場全体を受け持つことになりましたが、ますます先に対応を考えない努力を続けなければと思っています。

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