参加リポート/現場から

部下ともっと向き合おうと、再び決意が固まった

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高田栄二  昭和電工アルミ販売 生産管理課 課長  〔第416回/2007年6月会期参加〕  NO.1059

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  「ロボット症は後からつくられたもの、上司が部下に何も考えさせないようにしている」と聞いて驚きました。 直接自分が指摘されたようにも感じました。 同時に、職場でのさまざまな場面が甦ってきました。
  これまで私は、部下が担当する案件の工程もそのスケデュールを決め、外注に出す日や納期まで指示して部下にすすめさせていました。 先方に連絡する手段や日時も私が指定していました。 会議資料に至っては、大元の資料を私が作り、数字を入れるだけの状態にしたうえで部下に渡していたのです。 この課の仕事のほとんどを私の指示で動かそうとしていました。
  部下を導くのがリーダーの仕事、今までそう信じてきたことが全く逆だったと気づきました。 それまでの自分の気持ちを見つめ直すと、指示をくり返していたのはただ自分が楽だから、指示しないと部下が遊んでしまうからと考えていたことにも思い至りました。
  今後は指示しない、時間がかかっても本人に考えさせる。 職場に戻った私はそう決意し、これまでとは正反対のすすめかたに挑みました。 しばらくの間は本当に苦しい日々でした。 ひたすら部下がどうしているか、何を考えているかを彼らの動きの中から探るように見ていました。
  次第に、自分の考えを部下たちが報告するようになり、現場に行って直接仕様を話し合うようになってきました。 すこしずつ自分の仕事として取り組むようになってきていると感じていました。
  その矢先、昨年入社した部下が突然退社しました。 しかも繁忙期の真っ只中です。 この一年で大きく変わったと誰もが認めていた彼でした。 私の何がそうさせたのか悩みました。 しかし進めなければいけません。 これを教訓にし、部下ともっと向き合っていかなければと再び決意が固まりました。

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