自分の考えを報告するようにした

「いいな」と思われたら押してください。

　 「指示待ち」 「手抜き」 「自分に甘い」、さまざまな自分の欠点に向き合わされた組革研でした。
　 初日夜の課題で目標に達しなかったのはチームで自分一人。 ２日目の調査でも外に出た途端に寒さに震え、「早く帰りたい」 とすぐ思っていました。 検証が不十分と感じながら 「もういいだろう」 と戻ってしまったのです。
　 入社して３年半、ガスタービンのメンテナンス業務を担当していますが、いまだにわからないことがたくさんあります。 組革研で 「餌を与えられた野鴨が飛べなくなってしまった」 というお話を聞き、いつもあまり考えないうちに上司や先輩に答えを聞いていた自分の姿が重なりました。
　 さらに私は、聞いただけでわかったつもりになっていただけでなく、答えを教えてくれないと 「なぜなんだ」 と反感を持つこともあったのです。
　 しかし組革研で、自分で考えてからグループ、チームで議論するミーティングをおもしろいと実感しました。 自分の思いどおりにはならないものの、チームで出した結論に少なからず自分が参加している、貢献できていると感じられたからかもしれません。
　 自分の問題だったことに気づきました。 自分が仕事に向き合っていなかっただけ、手を抜いていただけでした。 組革研体験のある上司が答えを教えない理由がようやくわかりました。
　 職場に戻ってからは、まず自分なりの答えを出すことを心掛けています。 すぐに聞いてしまっていたことも、「こう考えているのですが」 と自分の考えを報告するようにしています。 たまに考えが大きくずれていることもありますが、その差を知ることも大事だと思い、少しでも早くその溝を埋められるよう取り組んでいきたいと思っています。