図面を机上に並べ、どうなっているかを考えている

「いいな」と思われたら押してください。

　 昨年入社し、国内の蒸気タービンのアフターサービスを担当しています。 １０代最後の年に組革研に参加させていただきました。
　 困った時に手助けしてくれる上司もいない、何事もまず自分で考えて動き始めなければすすんでいかない。 仕事なのだからそれが当たり前だと思えるまでは、諦めや手抜きの連続でした。
　 「『Ｓ－２０』 についてわからないこと」 を目標５００件以上書き出すと決めても、始めるまえから 「ムリやわ」 と思い、 「一覧一望」 でもこのくらい貼っておけば十分だろうと甘く考えていたのです。
　 それでも手抜きを指摘された後は真剣に取り組み、今まで見えなかった手がかりを掴めた時には本当に嬉しく、やりがいを感じました。
　 日がすすむうちに今の自分の姿がありありと見えてきました。 入社したばかりの頃、自分勝手だと思われたり、空回りするのが怖くて、自分から動くことができませんでした。 いつの間にかそれが普通になり、上司の指示を待ってから動くようになっていたのです。
　 しかし 「どんどんチャレンジしてみたら」 という助言をいただきました。 どう思われるかなんて気にせず、もっと自分から動こうと思いました。
　 職場に戻ってから、 「一覧一望」 を、さっそく業務に取り入れています。 全体図やさらに詳細の図面を全て机の上に並べてよく見て、どうなっているかをまず考えるようにしました。 すると、今までスルーしていた箇所が目に留まり、発見や疑問が次つぎと生まれたのです。 疑問がなくなるまで、何度も調べ、詳しい方に聞きにいくようにしています。
　 ミスすることもありますが、そのたびに絶対に繰り返さないと自分に喝を入れています。 これからもどんどんチャレンジしていこうと思っています。