２か月以上続いたトラブルが収束してきた

「いいな」と思われたら押してください。

　 パッケージング課で、２か月以上まえから断続的に発生するトラブルがありました。 職場ではこのトラブルを解決するため、ラインの担当者が中心となって問題解決を目指しています。
　 今回も、トラブルの現象を過去の実績と照らし合わせて、いくつかの案を試みました。 しかし問題はまったく解決しません。 私自身も、次つぎ試した対策がダメだとわかると、それ以上に発想が拡がらず、もどかしさばかり感じ続けていました。
　 しかし、その頃に交わした先輩との会話で、 「現場」 「仮説」 という言葉を耳にした時、はっとしました。 組革研で、 「対象」 を捉えるためにわからないことを挙げ、仮説を立て、検証していった体験を思い出したのです。
　 同時に、組革研から戻ってしばらくの間は、現場に行って先輩たちにわからないことを尋ねることを苦にも思っていなかったのに、最近の自分がオペレーターやリーダーからの指示を待ち、受け身で取り組んでいたことにも気づきました。
　 やみくもに過去の対策を試さずに、起こった現象に向き合い、わからないことを調査し、仮説を立てていこうと思い直しました。 そしてトラブルの状態や調査した内容を地道に記録し、まとめていきました。
　 すすめていくうちに、受け身だった自分が前のめりになっていくのを感じました。 さらに、自分と異なる見かたも知りたくなり、起こった現象から考えられる仮説を他の人に聞きに行くようにもなりました。
　 根絶したとは言い切れませんが、トラブルは徐々に収束してきました。 また、今回の取組みを経験し、自信につながるとともに、責任という言葉を最近強く意識するようになりました。