「これからは、全て受け入れてやる」 と心が決まった

「いいな」と思われたら押してください。

　 組革研２日目、 「Ｓ－２０」 の仕組みを明らかにするため、現場に向かいました。 「調査は個でやる」。 貼り出されていた課題にも書かれており、重々承知していました。 しかし実際に調べはじめてみると、一人で巻尺をうまく使えず、他のメンバーと一緒に測定してしまったのです。
　 キャンパスに戻った途端、 「帰れ！」 と怒鳴られました。 その瞬間、自分が真剣に取り組んでいなかったこと、自分に甘え、都合よくルールを曲げたことに気づき、思わず、 「帰りません」 と大声で答えてしまいました。
　 職場で私は、溶接や塗装の工程管理や技術サポートを担当しています。 「仕事はやりたくなかろうが向こうから押し寄せてくる」。 ４日目にうかがった言葉で、 「これからは、全て受け入れてやる」 と心が決まりました。 さらに、 「自分から動いてみたらどうか」 という質問へのお答えにも後押しされ、参加まえに悩んでいた職場での問題が一気に晴れていきました。
　 まだ目に見える成果には結び付いてはいませんが、 「全て受け入れて、逃げずに自分から動く」 と思うようになってから、自分の意識が変わってきました。 これまで職場に来るのも嫌だと思っていたのに、だんだん仕事がおもしろくなってきたのです。 少しは、以前に比べて自信をもって答えられるようになってきているのではないかと思います。
　 少なくとも、自分自身への甘えを捨て、課題や周りの人たちに自分から向かっていくことは間違っていないと信じて、いま取り組んでいます。
　 数日まえ、 「人を思いどおりに動かそうとしてはいけない」 と他の方からお聞きし、組革研を思い起しました。 私の担当業務は二人で行っており、当然、一人だけでできるものではありません。 課題解決を目指して、互いに考え、時には正面からぶつかり合いながらすすめていきたいと思っています。