参加リポート/現場から

「対象」 の言葉が飛び交うような職場をつくりたい

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小野勝則  日本エステル 技術部  〔第495回/2016年5月会期参加〕  NO.895


  職場で接着剤の開発に携わっている私は、ユーザーへのサービス対応に追われていることに疑問を抱いていました。 もっと基礎開発に目を向けなければと思っても、そうできない。そんな頃、組革研に参加しました。
  そこでは推測のまま対策を考えることは許されず、 「S-20」 という 「対象」 を明らかにするため、どうなっているかを調べつづけました。 そして始めは少なかった仕組みの発見が次第に増えていったのです。
  この時の体験が、職場で悩んでいたことと重なりました。 自分は接着力を強くすることばかり考え、接着の原理やそれに関わる知識を得ようという努力をしていませんでした。 「接着するとは何か」 という疑問すら抱いていなかったのです。 顧客の要望に対して、その場しのぎの提案しかできていなかったのは、自分に問題があったことがわかりました。
  今後は 「対象」 に向き合わなければと思い、職場に戻ると、一つひとつの試験の後でその結果と向き合う時間をつくりました。 まず、試験結果に対してわかったこと、気づいたことを可能なかぎり書き出して、もう一度ふり返ることにしたのです。 100件を目標にしましたが到達しません。組革研と異なり、自分を追い込めていないと思い、落胆しました。
  それでも一度立ち止まり、冷静に 「対象」 をふり返ることをくり返すと、自分の発想が広がってきたように感じられました。 試験の計画を立てる際に今までより仮説が多く考えられ、それに比例するように試験条件も多く提案できるようになったのです。
  先日、 「対象」 を意識してこうやっていると先輩に話したところ、大変興味深く聞いてもらえました。 自分にはまだ部下はいませんが、 「対象」 という言葉が飛び交うような職場を、率先してつくっていきたいと思っています。

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