参加リポート/現場から

「対象」 「やり切る」 をリーダー自らが課題にした

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伊東寿勝  横河電子機器 盛岡技術部 部長  〔第438回/2009年7月会期参加〕  NO.881

  7年まえに参加した組革研で、 「個」 で考えることがいかに大事であるかを痛感しました。 そして職場に戻ると、すぐに配属されたばかりの新入社員にも個で考えることを毎日のように求めるようになりました。
  部下は何とか考えようとし、私は絶対に手出しはしまいと我慢の連続でした。 そして苦闘した結果、彼らだけで試験装置を設計、評価することができ、協力会社の人たちに利用してもらえるようになったのです。
  それ以降、組革研への参加者を少しずつ増やしていきました。 「対象を明らかに」 「それって対応を先に考えてない?」 が口癖になり、部下の取り組みかたも少しずつ変わってきていると感じていました。
  その後、人事異動と組織変更によって私の役割も変わり、かつてのメンバーとの関わりを新たにリーダーになった人に任せるようになりました。 すると次第に互いに必要な報告や連絡が滞るようになり、納期遅れが生じたのです。 調べさせると無駄な作業が増えていたこともわかりました。
  最近、メンバーとの距離が遠くなっていると感じていたのは、リーダーを信頼して任せたつもりが、単なる放任になっていたためだと気づきました。 私自身がリーダーを通してメンバーの状態を意識しなくなっていたのです。 一度狂った歯車はなかなか元に戻らず、いけないとは思いつつ、対応優先の仕事がしばらく続きました。
  これを機に、リーダーたちと何度も話し合いました。 そして、 「対象を明らかに」 「やり切る」 をメンバーに強く求めることをリーダーが自らの課題に設定しました。 歩みの速度は異なりますが、変えたい思いは同じです。 いま彼らが前進しているのを感じています。
  私自身も、 「放任になっていないか」 と日々自分に問いかけています。

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