参加リポート/現場から

事実を元にしない怖さを思い知らされた

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下出博之  三井造船 玉野艦船工場 艦船設計部 課長補佐  〔第495回/2016年5月会期参加〕  NO.875

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  組革研2日目、現場調査に向かいました。 「こういう仕組みになっているはず」 と思って調べるのですが、とうとう現場で検証できませんでした。
 さらに下期 「S-20」 の途中、実物と絵の微妙な違いが気になりながら、 「ここのはずだ!」 と思い込んで進み、大失敗してしまいました。 記号の仕組みはわかっていたはずなのに、またしても自分が見たいように見てしまったのです。 対応を先に考え、その根拠を後から付け足そうとする自分の体質に気づかされ、愕然としました。
  職場に戻ってしばらくして、不具合が発生しました。 構造物にぶつかってしまうため、計画どおりに部品が取り付けられなかったのです。 すぐ代替品を手配してとりあえず事なきを得ましたが、その後、経緯を担当者に調べさせました。 しかし彼は、次からこうするという対策を先に打ち出し、それに辻褄を合わせた原因を決めつけていたのです。 さらに詳しく聞くと、調査が不十分なうえ、曖昧な記憶の積み重ねであることがわかりました。
  まさに、組革研で突き付けられた私自身の体質と同じでした。
  今までなら業務の遅れを気にして、彼の案を許していたかもしれません。 しかしそれは絶対に許されないと思い、再調査を決意しました。
  改めて、過去のメールや記録から、これまでのやり取りの全てを洗い出すよう部下に求めました。 彼は 「仕事を止めてまでなぜやるのか」 と感情的になりましたが、 「やらなければならない」 と彼の主張を退け、ちゃんと明らかにするよう強く求めました。
  再調査の結果、全く違う原因だったことがわかりました。 当然、その対応も異なったものになりました。 対策を出すことを急ぎ、事実を元にしないですすめてしまうことの怖さを、職場でも思い知らされました。

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