参加リポート/現場から

「わからない」のみだった報告が具体的になった

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菊岡和則  マツダE&T 第1PT実研部 エンジン性能実研グループ 主任  〔第492回/2016年1月会期参加〕  NO.834

834kikuoka
  エンジン性能開発を行う私の職場は、評価、設備管理、準備の3つのチームに分かれ、その中の設備管理と準備の2つを私は担当しています。
  先日あるトラブルが起こり、部下の二人にその対応を任せました。 その後彼らが調査を報告しに来ましたが、その原因はわかりませんでした。
  そのような場合、今までは私が引き継いでその後は対処していましたが、それは部下のためになっていなかったと、先日参加した組革研で、さんざん自分をふり返ったばかりです。
  「どこを調べたの?」 と尋ねると、現象が大きく現れた箇所だけでした。 まだ調べるところはあるだろうと言うと、 「えっ」 という顔をしましたが、渋々現場に向かいました。 しかし次の報告でも 「さらに見たけどやはりわからない」 です。 逆に 「すでに異常も治まっています」 と反論されました。
  「この原因が明らかにならなかったらどうなると思うか」 と、もう一度尋ねました。 いつか同じトラブルが起こり、最悪の場合に事故に繋がる可能性があることは、当然彼らも想像できます。 彼らの顔色が変わり、互いに調べた状況を話し合いはじめました。
  そして改めて調べ直すと彼らから言ってきました。 その後、3日に一度だった報告が毎日に変わり、 「わからない」 のみだった内容も、調査範囲、調べかた、その結果と、詳しく具体的なものに変わっていったのです。
  チーム会議のつど彼らがその状況を報告しました。 はじめは報告の一つくらいだと思って聞いていた他の人たちも、次第に 「ここはどうなっとるん?」 「ここは見た?」 とどんどん話しに加わるようになってきました。
  これまで原因をつかめなかった時に手を出し続けていた自分が、彼ら自身の仕事だと思わせていなかったのだとつくづく思い知りました。

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