参加リポート/現場から

「個」で並行してすすめることを絶対条件にした

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倉科光芳  オー・エル・エス 理事 営業部長  〔第493回/2016年2月会期参加〕  NO.831

  組革研に参加し、部下の力を引き出すためには、課題を部下自身で解決していく経験をさせなければならないと改めてわかりました。 以前から頭では理解していたつもりですが、日々忙しく働いている部下にとりあえずの対策を指示するなど、真逆のことばかりしていたのです。
  いつの間にか職場には、課題解決はリーダーの役割だという流れができていました。 当事者意識を薄めさせ、 「最後は誰かが何とかしてくれる」 という気持ちを、いつの間にか部下に根付かせてしまっていたのです。
  部下自身の問題として仕事に取り組ませなければ、この状態を変えることはできない、そのためには自分にとっての 「対象」 である部下と仕事に、自分が今まで以上に厳しく向き合っていくしかない。 そう私は決意して、職場に戻りました。
  その頃、当社の仕事を請け負ってくれるトラック乗務員への新たな安全パンフレットづくりが課題になっていました。 これまでも何度か作成されていましたが、リーダーから言われたとおり部下が実行していただけでした。
  さっそく2人の部下にパンフレットの配布目的を伝え、過去のものに囚われずに作るよう求めました。 ただし、 「個」 で並行してすすめることを絶対条件にし、完成まで互いが相談することを禁じました。
  理由のわからない彼らは戸惑っていましたが、すぐに製作に没頭していきました。 すると、後日彼らが持ち寄ってきたのは、いずれもこれまでとは全く視点の違う斬新なアイディアだったのです。
  同じ課題を個々に与えられたことで競争心に火が点いたのかもしれません。 自分の問題として真剣に取り組む状況ができればいかに彼らの力が引き出されるか、今回、その重要さを思い知らされたでき事でした。

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