参加リポート/現場から

厳しい目標への取組みが、体質強化に繋がった

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竹内勝広  日置電機 執行役員 開発推進部長  〔第445回/2010年5月会期参加〕  NO.830

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  3年間続く減収減益を打破し増収増益とするにはどうすればよいか、執行役員で話し合う合宿が12年に開かれた。 そして、そこで決められた課題の一つである 「商品開発期間の短縮」 に私は挑むことになった。
  今まで眠っていたデータを改めて調べてみると、開発チームが結成されて開発が始まってから発売まで1年半もかかっていた。 その主たる要因としては、発売までに至る試作回数が5、6回も行われており、評価試験に時間を費やしていることだった。
  これを知り、責任者として 「絶対に逃げない」 と覚悟を決めた私は、 「開発期間は1年」 「試作回数は3回まで、評価時間は70日間以内」 と、敢えて厳しい目標を打ち出し、プロジェクトに自ら参加することにした。
  その後、部門を超えた5人のプロジェクトメンバーを招集した。 考えられるアイデアは全て紙に書いて大きなボードに貼り出し、それらを皆で見直しながら議論を重ねていった。
  途中で、本当に期間短縮につながるか不安になり、彼らが弱腰になる場面もあった。 私は 「高い目標をやり切る」 という自身の組革研体験を思い出しながら、 「絶対に諦めるな」 と何度も声をかけ、 「彼らのためにも必ずやり切らせる」 と自分を叱咤しながらすすめていった。 すると、当初はこの成果を否定的に見ていた周囲も、メンバーの地道な働きかけで協力する人が増え、次第に 「やってみよう」 という雰囲気が拡がっていった。
  今年は3か年プロジェクトの最終年。 過去2年は年ごとの短期目標を達成し、 最終目標も達成できる予測である。 目標達成という成果はもちろん大事だが、これまでの取組みによって、商品開発に携わる彼らの動きが大きく変わり、全社的な体質も強化されたと感じられることを嬉しく感じている。

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