参加リポート/現場から

各部署の30年間の業務実績を調べ直した

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斎藤二弥  ブリヂストン 量産技術企画ユニット  〔第492回/2016年1月会期参加〕  NO.825

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  組革研の初日の夜、 「 『S-20』 はどうできているか」 について、わからないことをできるだけ多く出すように言われたことに疑問を感じました。 数に重きが置かれ、質がないがしろにされていると感じたからです。 しかしその場では明解な説明もなく、方針どおりすすめることの一点張り。 釈然としなかった私は、とにかく件数を出せばいいのだろうと、半ば自棄になりながら書きつづけました。
  しかし翌日、すぐに対応を考えてしまう状態をキャンパスリーダーから指摘され、目が覚めました。 私こそ 「対象」 をないがしろにしていたのです。 考えてみれば、わからないことを多く出そうとするほど、現物をくまなく緻密に見なければなりません。 しかも目標は自分自身で立てたものなのでやり切らなければならないことは当りまえでした。
  組革研でリーダーに抵抗しながらも体験したことで、 「対象」 という言葉がしっくりと身体で感じられ、文字どおり腹に落ちました。
  職場に戻り、 「今の仕事の対象は何か」 を常に意識して動いています。
  私の最大の使命は、他社にない画期的な技術を次つぎと生み出す組織へと弊社の生産技術部門を変革していくことです。 そのためには技術の現状や対象部門をもっと知らなければなりません。 技術分野という垣根を取り払って候補を選び、技術の現状や未来について研究しはじめています。
  また、組織内が互いに競争意識を持つために、各部署の現状を材料にしようと思い、過去30年間の業務実績を調べ直しました。 次はその競争を経てさらに成長していく組織を実現させるために計画をどう具体化するかです。 今それに頭を悩ませながら、部署どうしが指摘し合いながら成長していく姿を思い浮かべ、とてもわくわくしています。

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脱・「三逆リーダー」
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