参加リポート/現場から

全て自分の問題として取り組んでいく

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小澤正和 ブリヂストン 生産技術企画部 〔第490回/2015年10月会期参加〕  NO.763

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 9月に生産技術部門の運営・管理業務を担当することになりました。それから間もなく組革研への参加が決まり、なぜこの忙しい時期の参加なのか、正直、面倒だという思いのまま、事前の資料も読まずに参加しました。
 組革研ではいきなり、「なぜ資料を読んでこない」とリーダーから怒られました。その時は反発も感じましたが、以降に課題に取り組む中で、自分はこれまで仕事を自分の問題として捉えていなかったのではと疑問になったのです。今の職場の担当になってから仕事とどう向きあえばいいかわからなくなり、困った問題にぶつかると、正面から受け止められていなかった自分を思い返しました。資料を読まなかったのも今回の参加を他人事と捉えていたからだったと気づきました。
 しかし仕事を自分の問題として捉えれば、自ら考え、すすめられるようになり、その結果、仕事はおもしろいと思えると組革研で体験したのです。職場でも、全て自分の問題として取り組んでいくと決意しました。
 組革研後にさっそく、自部門だけで今後の製造戦略を考えていては過去を超える発想は出てこないと思い、他部門と協同してすすめていきたいと上司に提案しました。画期的なプランだと自分では思っていましたが、目的が不明瞭だと上司から言われ、まだ細かく考えていなかった部分をいくつも指摘されてあっさり却下されたのです。その時に初めて、他部門との協同という対策を思いついてそれに飛びつき、現状をきちんと把握しないまま、対応から全てを発想していたことに気づきました。組革研で夜中まで取り組んだ「対象」をすっかり忘れてしまっていたのです。
 しかし、へこたれてはいられません。この先、何度も壁に当たるとは思いますが、全て自分の問題、自分が取り組み解決すべきことと思っています。

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