全て自分の仕事として受け止め、絶対にやり抜く

「いいな」と思われたら押してください。

　組革研の下期「Ｓ－２０」でゴールした瞬間、とても大きな充足感を感じました。同時に、日ごろの業務であまり感じることができなくなっていたことに気づいたのです。
　キャンパスリーダーからお聞きした「やりたい仕事をするのではなく、やるべき仕事をやり抜かなければならない」という言葉が浮かびました。それは今まで自己啓発に関する書籍で何度も目にしていた言葉でしたが、実感した記憶がありません。しかし組革研で丸々２日間、何度も現地に足を運び、無我夢中で「Ｓ－２０」の仕組みを調べ続けたのです。ゴールした時に、初めてその言葉が腑に落ちました。
　私はこれまで、依頼された仕事に対して自分が納得してから取り組むようにしていました。あまり納得しないまま受けた仕事は、その後の取り掛かりが遅く、その結果、納期間際になってから何とか間に合わせることが多かったのです。今ふり返ると、そういう状態が続いていることに対して、疑問や問題意識もあまり感じていなかったように思います。
　組革研から戻ると、どんなに自分が立てた予定を変えるような突発的な仕事が起こっても、全て自分の仕事として受け止め、絶対にやり抜くと決意して取り組みはじめました。
　次第に依頼された仕事を予定より早く回答できるようになってきました。その結果、時間に余裕が生まれて考える時間が増え、もっと他の仕事を探すようにもなりました。以前の私は会社という組織に属していることに甘え、ただ与えられた業務をこなしていただけだったと、いま反省しています。
　今の気持ちを大事にして、さらに自分が取り組む範囲を拡げていこうと決意を新たにしています。