チョコ停トラブル軽減にチャレンジした

「いいな」と思われたら押してください。

　入社２年目の私は、現在、設備の保全作業をしながら、その構造や故障が発生しやすい箇所はどこかを重点的に学んでいます。
　組革研の現地調査中、一人で行わずに他のチームメンバーと話しながら調べていたことを指摘されました。その時に、自分が今まで他の人から言われるまま動き、いかに本気で取り組んでいなかったかに気づいたのです。自分に関わる仕事は全て自分の問題として、懸命に取り組んでいかなければならないのだとわかりました。
　そして職場に戻り、自分が取り組む課題として、以前から気になっていたチョコ停トラブル軽減にチャレンジしようと決めたのです。
　組革研と同じく、まず「対象」を明らかにしなければと思い、状況を調べるためにビデオカメラで動画撮影しはじめました。そしてそれを解析するためにチェックシートを作成して作業者の方がたに協力していただき、そこで起こるチョコ停を種類別にし、頻度を明らかにしようとしました。しかし自分が使ったことのある機械を選んでそれだけを調べてしまったため、それ以外の機械と比べてチョコ停が多いのか少ないのかがわかりません。他にもっと頻繁にチョコ停を起している機械があれば、そちらを優先して調べなければなりませんでした。私はそれぞれの機械の状態がわからないまま取り掛かっていたのです。
　すぐに調べはじめたいという気持ちが先走って、「対象」から離れてしまっていたことに気づきました。協力していただいた方がたには無駄なデータを取らせてしまい、申しわけない気持ちでいっぱいになりました。
　改めて調査をし直すことにしました。次回こそ「対象」を忘れず、チョコ停を生み出している状態に迫っていきたいと思っています。