「やってみて学ぶ」を忘れずに

「いいな」と思われたら押してください。

　２年まえ新入社員として職場に配属された頃は、言葉の障壁もあり、わからないまま立ち止まってしまいましたが、その後に組革研に参加してから、「やってみて学ぶ」ように変えたことで、少しずつ自分で考えて動けるようになったと感じていました。
　それでも、その後も失敗のくり返しでした。例えば、ＯＪＴ教育の一つとしてアプリケーションの開発実装を依頼された時もそうでした。一人で全体のプロセスを構築するのですが、作業見積もりがなかなか立てられません。何度もＯＪＴ担当者にレビューを依頼し、コメントや指摘をいただくことをくり返したのですが、予定どおりに作業は終わらず、その遅れは全体の開発まで遅らせてしまうという結果をもたらしてしまったのです。
　これらの失敗にもかかわらず次つぎと課題は出され、今度はプロジェクトのテスト担当者に割り当てられました。日本語だけでなく専門知識も不足しているため、当初は会議内容を聞き取れずに作業にとりかかれません。気が重いと感じていましたが、「やってみて学ぼう」と新たに気合を入れ、少しずつ作業を覚えようと努力しました。すると、社内教育や勉強会に参加し、過去に起したミスも”先生”　として取り組んでいるうちに、いつの間にか『楽になった』と感じるようになっていたのです。その後、ＯＪＴ教育で学んだことを生かしてアプリケーションを実装してみました。しばらくして、完成された機能の中に私が開発したものの一部が使用されたことがわかりました。うれしい、自分のやったことが製品となって表れたのです。
　いま私は、会話力や専門知識の向上を目指して、社内メールで出会う新たな言葉をメモして少しずつ勉強しています。これからも「やってみて学ぶ」という姿勢を忘れずに取り組み続けたいと思っています。