参加リポート/現場から

「もう任せるしかない」と開き直った

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杉本繁 マツダ・衝突性能開発部・主幹 〔第485回/2015年2月会期参加〕  NO.608

 私の所属しているグループでは、将来を見据えた先行技術開発も行っています。その中身は多岐にわたりますが、私を含めた3人のリーダーで業務分担すれば、問題なく部門運営できると自負していました。
 組革研参加後、我われの職場では今後10年間の取組みを描く「鳥瞰図作成」という活動がはじまりました。組革研で「人を道具として」という言葉が最もこたえ、これまでの部下への対応を見直し、変えていこうと決心したばかりです。さっそく「一件一葉」、「個全システム」も試みましたが、なかなか議論が盛り上がりません。先行きが見えない中、2人のリーダーが長期出張等で不在、私も他の仕事との関係でほとんど活動に参加できなくなりました。それでも納期は近づいてきます。もう部下だけですすめさせるしかないという状況になりました。しかし組革研では指示はダメと言われていたので、開き直って彼らに任せました。
 これまでと異なり指示されないため、不安気な様子がメンバーに見え隠れしていましたが、がまんして出しゃばらないことに徹しました。すると次第に議論が活発になり、次々に新しい発想も出てくるようになりました。一体感すら感じます。最後に自分たちで形に仕上げたものを壁に張り出したときは、一同の顔に達成感がありました。
 以前は、部下に任せたはずの仕事を納期間際に私が仕上げてしまうことが多々ありました。いろいろな報告の場面でも、できるだけ自分が参加し説明していました。部下にとっては結局やらされ仕事になっていたのです。
 その後も短納期の課題が押し寄せています。私一人ではお手上げですが、部下は率先して動いてくれています。まだまだ十分ではありませんが、自ら考えて取り組むことで自発性が向上し、仕事が面白くなっているようです。

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