参加リポート/現場から

「困っていることのメモ」がきっかけでチーム一丸になれた

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石川知孝 三井造船・機械工場・製造部課長補佐 [第482回/2014年10月会期参加]  NO.605

 船用エンジンの主作業の組立に対して電気作業が急激に増えたため、工数削減の手がかりとして「多能工化」構築プロジェクトが発足し、リーダーに指名されました。しかし実際の計画立案は手さぐり状態で、考えたプランに現場のリーダーや主任、作業長に意見を求めて調整していました。
 そんな中、半年が過ぎた活動報告会の席で、「多能工化を適応する作業ボリュームが少なすぎる!」と活動を根本から見直したほうがいいと厳しい指摘を受けました。自信がある程度あっただけに、大きなショックでした。
 組革研に参加したのはその頃です。「チーム力を発揮しプロジェクトを遂行するには、困っていることをチームで共有すればよい」という単純明快な答えをいただき、チーム力で立ちはだかった壁を打破したいと思っていた私にとって、目からウロコのお話でした。
 職場に戻り、まず、今までの活動の経緯や目的、何を求められているか、何に困っているかなどをA3の用紙にありありと書き出し、プロジェクトメンバーと上司に見ていただきました。
 「現在の多能工化活動では、教育になっているが効率化に繋がっていない」というメモを見て、主任が開口一番、「協力しようで!」と言ってくれたのです。作業長からも配線から結線まで通して経験する必要があるなど、今までになかったアイディアを出してもらい、最終的には多能工化を適応する作業ボリュームが10倍にも及ぶ案が導き出されました。
 現場からは「できるわけがない!」という強い反対意見もありましたが、節目に主任や作業長がフォローしてくれ、何とか形にすることができました。「困っていることのメモ」がきっかけとなり、チーム一丸になれました。そして、チームが結束したときの強大さを今、実感しています。

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