参加リポート/現場から

相手を知ってこそ、共同開発

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湯山亮 アンリツエンジニアリング・ソフトウェア技術部課長代理 〔第452回/2011年2月会期参加〕  NO.104

 絶対にプロジェクトを成功させる! 不安は気概に変わりました。そして部下2名とともに海外部署へ向かったのです。
 海外部署で開発したソフトウェア製品をベースに、追加機能を搭載する新規プロジェクトが始まりました。海外との共同開発は初めてのことで、時差や言葉の違いで相互理解が進まず、漠然とした不安が募っていました。
 「対象を理解しているか」
 組革研OBの上司から言われハッとしました。この状況を打破することこそ、組革研で学んだのではないか!
 タイトな開発日程を厳守するには、何としても設計仕様の全体像を掴み、日本側単独の設計段階へと移らなくてはなりません。
 部下と3人で会議室にこもり「わからないこと」を書き出しました。ポストイットに書いてはホワイトボードに貼り付けました。海外部署の開発プロセスはどうなっているのか、この機能は入っているのか。わからないことがたくさんあることがわかってきました。それらを基に彼らは、私が驚くほど緻密な現地での作業計画を立てました。
 物怖じしないか、受け身になってしまうのでは、と心配していましたが、部下は必死になって現地のエンジニアと打ち合わせをしていました。私は10日間ほどで滞在を終え、あとは任せました。
 1か月間、彼らは現地でソフトウェアの構造設計を進めました。先方にも仕事があります。いかに効率よく正確に進められるかが課題でした。場合によっては滞在の延長も覚悟していました。
 しかし現状を把握しよう、自分たちがなすべきことを明確にしようと向き合ったことが実り、部下は予定通りの成果をあげて帰国しました。

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