キャンパスリーダーの独り事

75歳定年・75歳年金支給の提唱  No.56

no56CL320.jpg 中年層からは猛反対、若年層からは共鳴されるであろうことを、思いを込めて提起してみたい。
 「75歳定年」と「75歳年金支給開始」である。この国の再生には二つの切り札が潜んでいると私は予々考えているのだが、その一つで即効的、過激ではあるが効果てきめんなのがこれだ。それによって再生されるものは、人の状態と財政の状態の健全化である。
 人の状態の健全化/人間の日々は生産活動と消費活動によって成り立っている。それによって精神と身体が向き合ってそのバランスがとれている。それがこの片方だけになってしまったら、人びとは人間としては至って不健全な生活をせざるをえなくなってくる。楽ではあろうが。もちろん子どもと老人は別だ。
 老齢医学の専門家の言によると、日本人の身体年齢は40年前に比して今、15歳も若くなっているという。周囲を見渡してもその実態はありありとしている。ということは、75歳までは老人に非ずということだ。60歳台定年と同時の年金支給が、人びとの状態を不健全化の方向へと追いやっているのだ。
 財政の状態の健全化/私はこの分野については無学なのでたいそうなことは言えぬが、75歳定年と年金の同時支給開始さえ実現できれば、年金の激減のみならず老齢医療費も減少し、消費税を云々せずともこの国の財政問題は一挙に解決してしまうのではないか。今のままであれば、消費税を10パーセントにしようが20パーセントにしようが(できるかどうか?)永代にわたって健全化不能ではないのか。
                  
 今までこの国を支えてきた人たちへの敬愛をさておいて申せば、巷には「身体熟年・精神老年」がやたらと目に付く。本当には弱者でない人びとを弱者にしてしまっているかのようだ。弱者のための福祉は、その裏側ではより弱者を生み出しかねない。
 もちろんこのような改革は即実現とはいかない。徐々にだ。それには強靭なリーダーシップと膨大な政治エネルギーを要する。しかし今でも、そのビジョンを示すことくらいはできるのではなかろうか。

14.6.23.

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