キャンパスリーダーの独り事

私の頑張りが集中するところ  No.42

CL320no42.jpg 「これまでずっと『若い人の育成』に力を入れてきた。とにかく若いうちに、厳しい状況や難題から逃げない姿勢を身につけさせなければならない。そのためには、これがなかなか難しいのだが、幹部や上司先輩が身をもってその姿勢を見せ続けることが肝心である。世界を驚かす開発をなした小保方晴子さんの活躍などは本当にうれしい。おそらく小さいころからチャレンジする場とテーマを与えられ、やればできるという体験を重ねてきたに違いない。そんな機会を多くの若者に与えてやりたい。」 
 私が新入社員の組革研参加を声を大にして願うのもこの一点に尽きる。
 上の文は朝日新聞の朝刊(14.2.20.)の連載コラム「経済気象台」からの抜粋である。啄木鳥なるペンネームの筆者はどなただったかは失念したが、かなりの企業のCEOだと記憶する。
 問題は太字のところにある。即ち「幹部や上司先輩」のありようが壁になってくるのだ。
 筆者の言のとおり彼らが「身をもってその姿勢を見せ続けることが肝心」なのだが、この飽食社会の中で、口先でその種の言葉を並べる人は数限りないが、それを背中で見せている人は限られる。もちろん立派な人はいる。だが多くは、「厳しい状況や難題から逃げ」続けているではないか。その種の職人芸の持ち主のような人さえいる。そう言うお前は大丈夫かと自問自答しながら、しかしこここそが、組革研に「メンバー参加」する企業人に対する私の頑張りの集中するところなのだ。
 その上にである。彼らは楽ではない努力を部下に求めることを極度に恐れる。部下に媚びる人さえ少なくない。嫌われたくないかららしい。自己防衛のこれ、さもしいかぎりだ。こここそが、組革研に「リーダー参加」する企業人に対する私の頑張りの集中するところなのだ。

14.3.4.

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