キャンパスリーダーの独り事

わかっているつもりになっているのがリーダーか  No.36

CL320no36.JPG 新入社員が求める理想の上司の第1位は、3年連続で池上彰さん(ジャーナリスト)だという。(明治安田生命保険による1,014人を対象としたアンケート調査。2013年2月)。池上さんは知識が豊富らしく、しかもその解説はとてもわかりやすい。この調査結果を見たとき、やっぱりと思った。若ものにとっての上司像は、もの知りでそれを自分によくわからせてくれ、教えてくれる存在なのだと。そこには「リーダーとは」という概念は更々ない。
 話し変わって今、都知事選の話題たけなわ。その中で大政党が逸早く、その候補者として真っ先に池上さんや鳥越俊太郎さん(ジャーナリスト)を推しているというニュースが伝わってきた。鳥越さんも池上さんと同じように、解説は上手でわかりやすい。
 自民党が推す有力候補者の舛添要一さんは強調する。「リーダーというのは、あらゆる問題に対して答を持っていなければならない」(14.1.10.051ch)と。原発是非論一本という細川護熙さんの選挙戦略を意識しての発言だろうが、それにしても、なんと的外れのリーダー論よ。何でもわかっているつもりになっているのがリーダーなのか。
 改めて思った。「リーダーとは」の概念が衰弱しているのは若ものに限らないらしいと。
 (断っておく。一つは、選挙にとってネームバリューが大事であることを知らぬわけではないこと。もう一つは、池上さんと鳥越さんのリーダーとしての能力については、私はよく知るわけではないこと。もしお二人がそれをお持ちのうえでのことなら、この独り言を正さねばならない。)
 リーダー能力欠如の都知事が出来ることは、美濃部亮吉氏、青島幸男氏で経験済みではないか。

14.1.22.

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