キャンパスリーダーの独り事

「せこい」 人たち  No.144

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  小銭をも公私混同しでかす人のことがそこらじゅうで話題になっている。 言わずと知れた舛添都知事だ。 話は一変、アルフレッド・アドラー (心理学者) の本が売れに売れていると聞く。 「嫌われる勇気」 なるものを謳っているらしい。 これが大売れだということは、裏を返せば、嫌われたくない人たちが巷に氾濫しているということだ。 その通り。 私の経験則からすれば、それは男に著しい。 “小銭をも公私混同男” と “嫌われたくない男” ――現れかたの違いこそあれその根っ子に、私にはあるキーワードが浮かんで離れない。 「心がせこい」 である。
  いずれもがちっぽけな、ちんけな人間の有り様に関するものだ。 前者/日常の生活費まで公金扱いにしてしまうとは、いやはや何たる心のせこさか。 「信無くば立たず」 一刻も早く退場してほしい。 後者/これまた「心がせこい」そのものだ、と私には映る。

  組革研で私がチームリーダーに手を焼き続けているのが、まさにこの 「心がせこい」 である。 リーダーの “公” は 「仕事満足」 と 「部下満足 (自己実現) 」 にある。 ところが部下や他者に 「嫌われたくない」 という “私” のちんけな 「自分満足」 が、公の動きの一切合切を仕切っているがごときなのだ。 リーダーとしての公の使命は、当事者の私の満足に完全に規制され、その範囲内でしか遂行されないのが体質化してしまっているらしいのである。
  まさに、リーダーの有り様の公私混同。 リーダーと称される人たちの100パーセントとは言わぬが。

16.5.31.

脱・「三逆リーダー」
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