今後は絶対に自分事として取り組む

「いいな」と思われたら押してください。

　 組革研で自分の姿が浮き彫りにされました。 結果だけを追い求めてプロセスを軽視する。 失敗すると対策よりも言い訳を考える。 他人に依存してばかりいる。
　 それまで長い間私が悩みつづけていたのは、職場や周囲に自分が追いついていないことでした。
　 １０年以上東京の経理部にいた私は、２年まえに調達担当として山形に異動しました。 図面も製造方法もわからないことだらけ。 しかも、動けない自分を待つことなくトラブルが続きます。
　 自信を失い、メリハリのない日々が過ぎていきました。 周りの人たちはこの部署での経験も長く知識も豊富。職場の中で、自分が一人だけ置いてけぼりにされている。
　 しかし、自分は変われると確信することもできました。
　 それは下期Ｓ－２０で、２ＶＩＰで時刻記録をせずに進んでしまった時のこと。 ゴールに着いて記録が無いことが初めてわかったのです。
　 再びバスに乗ってコースに戻りました。 その途中、後悔や仲間への謝罪、自責の念、さまざまな思いが込み上げてきました。 それでも絶対に戻らなければという思いだけは捨てませんでした。 そして終了時刻１分前に再び戻れたゴールでチームメイトに温かく迎え入れてもらった時には、思わず涙がこぼれてしまいました。
　 今後は絶対に自分事として取り組むと決めました。 そして結果を気にするのではなく、思い込みや勝手な解釈を捨てて 「対象」を見つづけることが重要だと気づきました。 今までその言葉すら知らなかった私が、すぐ 「対象」を明らかにできるとは思っていません。 でも意識は必ず続けていきます。