参加リポート/現場から

こんなに熱い男だったのかと圧倒された

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石川史朗  三井造船特機エンジニアリング 機械設計部 計装電気課 主任  〔第501回/2017年2月会期参加〕  NO.1074

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  「ロボット症」 「指示待ち」 「部下を道具にしている」。 職場をふり返りながら聞いたこれらの言葉が胸に突き刺さりました。
  組革研に参加するまえ、私はメンバーに細かい指示ばかりしていました。 そうすることでメンバー自身が責任を感じて動きが変わり、その結果、売上げに繋がっていくと思っていたのです。 しかし実際には、退職するシニア世代からの技術伝承が遅れ、さらに顧客の作業依頼の減少も加わって売上げ目標を達成できない状態が続いていました。 自分は間違っていました。
  職場に戻った私はすぐ、今後は部下の世話をやかないと決意しました。
  しばらくして、顧客から新たな作業依頼がありました。 これまで私自身も経験したことのない内容でしたが、思い切ってメンバーの一人に任せることにしました。
  数日後、突然顧客から呼び出されました。 「時間がかかっているのにアウトプットが出てこない」 「すすんでいる状況がわからない」。
  任せたと言った手前、このクレームをメンバーに伝えるのはとても憂鬱でした。 しかしこのまま放っておくわけにはいきません。私は顧客から言われた言葉をそのまま彼に伝えました。
  すると、彼は遅れさせたことを素直に謝りましたが、その直後、 「もう少し検証すれば絶対にうまくいきます」と自分がすすめている状況を猛烈な勢いで語ってきたのです。 こんなに熱い男だったのかと圧倒されました。 間もなく、心配されていたこの業務の完遂への道筋が見えてきました。
  自分の問題として取り組むメンバーの姿を見て、自分の世話やきがどれほど彼らの力の芽を摘み取ってきたかと考えさせられました。 今では、技術伝承の問題も彼らの力によって絶対に解決できると確信しています。

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